A4用紙1枚程度の大学に提出したレポートです。
社会福祉士は、同法第2条第1項において『社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整、その他の援助を行うことを業とする者をいう。』と位置づけられている。本稿では、社会福祉士の行動規範のなかで、「5.利用者の自己決定の尊重」を取り上げ、バイステックの原則の視点から考察する。
バイステックの原則の「クライエントの自己決定を促して尊重する」とは、クライエントによって決定された内容が自傷行為や他害行為ではなく、公共...