【佛教大学】_90点_経済学概論_科目最終試験

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    資料紹介

    佛教大学通信の経済学概論2024年度の最終科目試験に合格(90点)したレポートです。限られた試験時間ですので、参考にしていただき、有効活用いただければと思います。

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    日本経済社会経営格差問題科学政策構造言葉

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    佛教大学経済日本

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『テキストが使用している「階級」とはどういう概念か、説明せよ。』(橋本健二著)

    参考文献:橋本健二著2020年1月『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』

     まず、『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』(橋本健二著)のテキストでは、「階級」のことを「舞台装置」であると述べている。2005年前後から格差と貧困の問題が注目されるようになり、「日本は格差の小さい中流社会だ」という大方の常識が変化していった。「中流社会」という認識から、日本の社会には大きな格差が存在するという認識が広まり、それまで目立っていなかった舞台装置である「階級」というものの存在に着目されるようになっていく。その中で、「階級」とは人々をその経済的な地位によっていくつかのグループに分けたものであるとし、その用法は大きく分けて3つあると、テキストでは述べられている。
     1つ目の用法は「人々の地位カテゴリー」を意味するものである。身分やカーストなど、制度化された、またはその社会で自明とみなされた人々の地位カテゴリーを階層と呼ぶものである。この用法は、前近代社会、あるいは前近代の要素を色濃く残した社会にのみ適用できるものであるが、先進国の社会...

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