【佛教大学】80点_Q5410_倫理学概論

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    資料紹介

    佛教大学通信の倫理学概論2024年度の合格リポート(80点)です。リポート作成の参考にしてください。

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    佛教大学倫理歴史

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    カントの「実践理性批判」について、「定言命法」の特質をまとめ、自分の意見を述べよ。

    1.はじめに
     カント(1724-1804年)はドイツの哲学者であり、近代哲学の祖といわれている。カントの代表的な書に『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の三批判書があり、批判=吟味することによって理性の働きを検討した。また、『永遠平和のために』という書を通じて、カントの思想が国際連盟設立に繋がり、現在の国際連合へと受け継がれている。今回は倫理学の歴史において普遍的で自律的な道徳の規準を提供した「実践理性批判」における「定言命法」について特質をまとめていきたい。

    2.カント倫理学の概要について
     カントは『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の3つの批判書を著している。『純粋理性批判』では、当時哲学の主流をなし対立していた「経験論」と「合理論」を融合し「ドイツ観念論」を提唱した。純粋理性批判では、コペルニクス的転回により理性と感性の働きを転回させ、対象は人間の理性の作用に基づくものである、すなわち「対象が認識に従う」とした。「純粋理性批判の批判は(一)感覚性の批判(二)悟性の批判に...

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