教育心理学「設題①個人差、設題②不適応行動」(A判定レポート課題)

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    • ページ数 : 18ページ
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    資料紹介

    【概要】
    2022年度 東京福祉大学 2250 教育心理学のA(100~90点)判定レポート2題分セットです。

    【レポート設題1】
    子どもの「個人差」について述べよ。

    【レポート設題2】
    子どもの「不適応行動」について述べよ。

    【分量】
    設題1:3000字(指定レポート用紙8枚)+参考文献
    設題2:3105字(指定レポート用紙8枚)+参考文献


    【評価担当教員からの所見】
    (設題1)
    個人差について様々な視点から論じることができました。理論だけでなく、データなども示しながら説明できた点が良かったです。強いて言うと、個人差にどう対応するのかについても示すことができると良かったです。
    (設題2)
    先ず文章の構成が良かったです。また、不適応行動の中から不登校をpick upして、それを軸に事例などを取り入れながら、多角的に分析できた点、また教育心理学であることから、学校の立場からの視点をLastに入れた点が良かったです。


    レポート作成の参考になれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①「子どもの「個人差」について述べよ」

    1.個人差(個性)とは何か
    現行の学習指導要領において、「個性を生かし多様な人々との協働を促す教育」という文言が使われていることからも分かるように、人の「個性」というものは、教育においては勿論、社会という文脈においても重要なキーワードである。さて、その個性とはどのようにして捉えられるものだろうか。
     人の行動には、昔から知・情・意と言われてきたように、知的行動、情意的行動、意識的行動の3つの側面があるとして議論されることが多い。その際には、各々の行動に特徴をもたらす個人的要因を説明する概念を想定する。具体的に、知的行動には「知能」、情緒的行動には「気質」、情緒的行動と意思的な行動を合わせた行動に対しては「性格」という概念で表現することが多い。また、「知能」と「性格」を合わせた包括的な概念としての「パーソナリティ」という表現もある。
    特別支援教育の文脈においては、これらに加えて身体的な特徴や、感覚的な特徴も考慮にいれて個人差を議論することが重要であると考えるが、本レポートでは「知能」と「性格」という概念で切り取れる個人差(個性)について、主に遺伝...

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