明星大学通信教育部、肢体不自由者の指導法2単位目のレポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆2単位目課題
重複障害のある肢体不自由者である児童生徒の指導を適切に行うために重要だと考えたことを 3 点
あげ、その理由を説明せよ。
以下では、重複障害のある肢体不自由者である児童生徒の指導を適切に行うために重要だと考えたことを3点あげた上で、それらの理由を説明する。
まず適切に指導を行う上で重要だと考えることは、①的確な実態把握、②児童生徒理解・信頼関係、③保護者・外部機関等との連携協力である。
はじめに、①的確な実態把握をすることは、児童生徒の豊かな学びを保障していくために必要不可欠だからである。なぜならその実態把握から、課題を整理し、適切な目標を設定し、それに向けた的確なアプローチをすることができると考えるからである。
そして肢体不自由者の中でも、特に重複障害者の場合には、障害が重度であり、複数の障害を有することから、多面的な実態の把握が必要となるのである。
そのため、重複障害児への実態把握の取り組みを進めていくには、子供の現在の行動の状態の観察と同時に、医学や教育、心理学的観点からの実態の把握が必要である。つまり、学校生活や家庭生活、地域生活の実情や関係者・関係機関による支援の現状等も含め、多方面から様々な実態を把握する必要があるということである。
では、その具体的な内容としては、例えば、生育歴...