こちらは、2019年度~2022年度(過年度)のリポート課題です。
現在の課題、あるいは科目修得試験に向けて利用できる可能性がありますので、参考にしていただければ幸いです。
なお、丸写しはお控えください。
法学(科目コード:B11500) 課題2
実体法と手続法について、この区別が何を基準とするかを明らかにした上で、具体例によって、その違いならびに相互関係を説明しなさい。
〈ポイント〉
法を一定の視点から比較してみることは,理解を深めることにつながる。たとえば,「実定法と自然法」なら,立法機関によって制定されたものか否かが一つの基準である。
なお,リポートをまとめるにあたっては,教科書の「指導書」の部分も必ず学習
し,特に段落を考え,番号をふりなさい。
〈キーワード〉
権利義務の実体(内容),権利義務を実現する方法(形式),民事訴訟法,刑事訴訟法
1.実体法と手続法、そしてその区別について
(1)実体法とは、法律関係ないし権利義務関係の実質的な内容を規定する法である。つまり、権利義務の実体すなわち内容を規定したものであり、その種類や効力、発生、変更、消滅等を示す。例として、憲法、民法、商法、刑法等の大部分が該当し、事件の実体に関係しているため、他人を訴えたり、または訴えられたりするときに身を守るのに役立つ。
(2)手続法とは、実体法が規定する権利義務についての手続きや方法を...