【聖徳大学 2023年】産業・組織心理学Ⅰ 第1課題 評価B

閲覧数639
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.日本の経済動向と、働き方の変遷について、自分で論点を設定して論じなさい(論点を明示すること)。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題第1設題

    本稿では、日本の経済動向と働き方の変遷が、働き手のワークモチベーションや組織へのコミットメントにどのような影響を与えたのかということについて論じる。戦後日本の経済動向が大きく変わったのは、高度成長期に始まる。高度成長期とは1950年代後半から1970年代初頭にかけ、日本経済が急激に拡大した時期のことを指す。この時期に日本は、多くの企業が一致団結して経済発展を目指すこととなった。その結果、第二次世界大戦の戦後復興から脱却し、日本は国際的な経済活動での地位を急速に上げていった。それにより、企業は安定した雇用を維持し続けることができ、これが従業員の所得の増加を後押しする形となった。また、このような経済背景の中で、生涯雇用や終身雇用という日本特有の雇用慣行が成立していった。これらの慣行は、企業が長期的な視点での人材の育成や確保を優先し、その見返りとして従業員に安定した雇用や昇進機会を提供するというものであった。これは従業員にとっても、一生のうちの大部分を同じ組織で過ごすことで、安定した生活を築き上げることができるというメリットがあった。この安定した雇用環境と所得の増加は、従...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。