【聖徳大学 2023年】社会・集団・家族心理学Ⅰ 第1設題 評価S

閲覧数490
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「ステレオタイプ」「説得的コミュニケーション」「集団志向」の中から一つを選び、具体例を添えて解説しなさい。(ステレオタイプ)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題

     本稿では、ステレオタイプについて選び、具体例を添えて解説する。
     ストレオタイプとは、年齢、性別、人種、職業とったある社会集団や社会的カテゴリーに属する人々が共通した特性を持っていると信じることである。具体的には、「日本人は礼儀正しい」というステレオタイプが挙げられる。本来は日本人の中にも礼儀正しい人、そうでない人、少しは礼儀正しい人、仕事の場面といった特定の場面でのみ礼儀正しい人など様々な人がいるはずである。しかし、そのような個別の特徴には目がいかず、すべての日本人が礼儀正しいと捉えてしまうことになる。これでは、必ずしも現実を正確に把握できるとは限らない。ステレオタイプ的な期待をもって相手に接することで、相手の行動の理解や予測に役立てるという効率的でいい面もあるが、偏った考え方が真実を見る目を曇らせる場合もある。一般に、ステレオタイプが好ましくない、嫌いというネガティブな感情に結び付くと偏見になるとされる。具体的には、高齢者はICTに疎いなどが挙げられる。しかし、定義上は、ポジティブな感情と結びついた偏見もありうる。具体的には、フランス人はロマンティックである...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。