日本大学通信教育部の2023年夏季スクーリング交通論の最終課題です(合格です)。
毎時限の小テスト+と併せて提出しました。
台湾の日本人向け観光マーケティングを考える
──2023年度に向けて──
要旨:台湾観光の強さと弱さ、そしてアフターコロナの現代における台湾の魅力PRについて
キーワード:観光客、台湾、国際観光、鉄道
1.はじめに
今回は2023年度、夏季スクーリングにおいて学習した台湾の日本人向け観光マーケティングについて考察すること個とする
2.本論
2.1.台湾観光の「強み」
1点目は日本人が台湾を訪れる上で一番の強みと言えるのは物理的距離の近さであると言えよう。
日本の東京・大阪・福岡などの主要都市から直行便が出ており最大でも4時間以内で到着できる点である。
2点目は公共交通機関が発達している点である。台湾では新幹線を含む鉄道・MRT(日本でいう地下鉄)、バスと移動手段が発達している。台湾は南北が394㎞、東西が144㎞と面積が広く、観光地も点在しているため移動するには公共交通機関が不可欠である。現在、台湾には上記で述べた通り様々な公共交通機関があり、特に鉄道においては台湾自体が鉄道に力を入れて取り組んでいる。
その証拠として、台湾全体に在来線が張り巡らされており(図1参照)、西側には日...