明星大学通信教育学部 初等理科教育法 2単位目 合格レポート です。
使用テキスト『未来の科学教育』 板倉聖宣(仮説社) 2011年度~
課題
1)「たのしい科学の授業の成立条件」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ。
2)「たのしい理科の授業」であるために、授業を進める際に(気をつけなければいけないこと)(大切にしなければいけないこと)はどういうことだろうか。テキストで学んだことをまとめ、私見を述べよ。
PB2140初等理科教育法2単位目合格レポート
1,「たのしい科学の授業の成立条件」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ。
楽しい科学の授業の成立条件として、まず自発的意欲的に参加できる授業であるかどうかが問われる。やらされたものよりもやりたいと思って取り組むものの方が楽しいのは当然であり、理科教育においてもいかに子どもたちの自発的な興味、関心、やる気を引き出すかが大切である。科学実験授業ではそのアプローチとして、ある問題について子どもたちがそれぞれに答えを予想し、討論し、どの意見が正しいのかを実験で確かめていくスタンスを取る。テキスト内に上がっている子どもたちの感想を見ても、「予想が当たったかどうか、それ自体が楽しみで楽しい」「そういう勉強をすると勉強が面白くできる」34-43といった声が上がっており、答えのわからない問題について自分なりに取り組み、考え、実験で確認するというスタンスは子どもたちの興味を喚起し、引き込んでいることを見てとることができる。この場合、子どもたちの意欲、自発性を引き出しているのは、子どもたちの主体性が授業内で肯定されている部分であると思う...