明星大学 通信教育学部 教育心理学(PA2030)の2単位目 合格レポートです。
・レポート課題 学習意欲(動機づけ)を支えるメカニズムに関する様々な理論に基づき、児童生徒の学習意欲を向上させるための教育実践の在り方について述べなさい。
使用テキスト『改訂 教育心理学の最先端』荒木紀幸(あいり出版)
レポート作成の参考にしてください。
教育心理学 PA20302単位目 合格レポート
学習意欲(動機づけ)を支えるメカニズムに関する様々な理論に基づき、児童生徒の学習意欲を向上させるための教育実践の在り方について述べなさい。
動機づけは外発的動機づけと内発的動機づけに分けられる。外発的動機づけは報酬や賞賛など行為に対して外部から何かを与えることでその行動を誘発するものである。一方、内発的動機づけはそういった何かの目的の為ではなく、楽しいなどの感情にのってその行為を行うことそのものが目的となっている場合である。これは一見真逆の性格のものに感じられるが、外発から内発へ内発から外発への変化を含んでいる。外発から内発への変化はいくつかの段階にわけてとらえることができ、典型的な外発的動機づけの段階から、義務感によって行動している段階へ、そして先の目的遂行のために行動する段階を経て、最後はそもそもおもしろいからやるといったように完全に内発的動機づけに裏付けられた行動へと移っていく。実際の教育現場では日々学ぶ内容が変化し、それに対する子供たちの状況もその時々で変化をしていく。しかし、子供たちはこのどれかの段階に身を置いていることがほ...