社会福祉援助技術演習Bの1単位目の合格レポートです。相談援助実践における記録の意義と具体的記述方法、そして相談援助におけるスーパービジョンの目的、機能、あり方についてまとめられておりレポート作成の参考になると思います。
社会福祉援助技術演習B1単位目
(課題)
相談援助実践における記録の意義と具体的記述方法についてまとめてください。また、同じく相談援助におけるスーパービジョンの目的、機能、あり方についてまとめてください。
(解答)
相談援助実践における記録の意義と具体的記述方法並びにスーパービジョンの目的、機能、あり方について以下に述べる。
(1)相談援助実践における記録の意義・目的と記述方法
ソーシャルワーク実践における記録業務は多種多様であり、広範囲な地域社会を対象としていることから、記録の作成から記録の活用までの一連のサイクルを経て記録の意義が発揮される。この一連のサイクルは、記録活用の目的を明確化すること、目的達成のための作成方法と内容や様式を決めること、記録の効果性や効率性から見直しや評価・修正を行うこと、妥当性が明らかな記録の活用という4つの行動からなっている。記録の主な活用目的は、援助実践の自己内省、管理と確認、調査や研究などで、記録情報が認知される範囲は、ソーシャルワーカー自身、ソーシャルワーカーの所属組織やスタッフ、施設や機関であり、最終的には、中央・地方政府、地域住民や国民一般など...