資料紹介

日本における児童や家庭に関する歴史的変遷について述べなさい。
参考文献
1. 社会福祉学習双書編集員会　編『社会福祉学習双書2021　第5巻　児童家庭福祉論』
2. 厚生労働省（2020）『令和2年版　厚生労働白書』
3. 内閣府（2019）『令和元年版　少子化対策白書』

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日本における児童や家庭に関する歴史的変遷について述べなさい。

本稿では日本における児童や家庭がどのように変化してきたのかを概観し、現在状況について述べる。
まず我が国の出生数は、戦後間もない1947年（第一次ベビーブーム）には約270万人、この世代が親となる1984年（第二次ベビーブーム）には210万人であった。1984年に150万人を下回ると緩やかな減少を続け、2019年には調査以来最少となる86万5,234となった。その結果、1947年には4.3であった合計特殊出生率も大きく低下し、昭和50年代には人口置換水準である2.07を下回ることになった。1990年以降少子化対策として子育て支援が...

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