慶應通信 合格レポート 保健衛生 一次救命処置

閲覧数667
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    合格をいただいた保健衛生のレポートです。内容は一次救命措置に関するものです。あくまで参考としてご利用ください。丸写し、コピペは禁止します。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    一次救命処置について

    一次救命処置の定義として「心肺蘇生法」「AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動」「窒息を来している気道異物の除去」の3つがある。[小林國男,2016,ページ:45]現在日本では救急車の要請から到着まで平均8.7分かかる状態である。[総務省消防庁,2020,ページ:38]

    心肺停止に陥ったあと除細動が1分遅れるごとに救命率は7~10%ずつ下がる。令和元年の東京消防庁の調査では一次救命処置があった場合、病院収容前の心拍再開率は約2倍高くなっており、1か月生存率は約3倍の差が生じている。[東京消防庁,2022]また1か月後の社会復帰率は一次救命処置が無かった場合4.3%、あった場合10.8%とその差は2倍以上であった。[厚生労働省,2015]

    このことからも救急車到着までの空白時間が傷病者への影響を大きく左右することが示唆され、一般市民による一次救命処置への積極的なアプローチが期待されている。

    しかし救助者は自身の安全確認を行うことも重要である。救助者自身の安全が確保できないと判断した場合は傷病者に接触せず、救助隊の到着を待つ。要救助者を増やさないことは傷病...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。