<課題>
1.初等社会科の目標の特徴と身に付けさせたい社会科の学力について論じなさい。
2.初等社会科における「社会的事象の見方・考え方を働かせる」授業づくりについて、その目的と実践方法を具体的に論じなさい。
<参考文献>『小学校 新学習指導要領 社会の授業づくり』澤井陽介著(明治図書、2020)
2022年度 明星大学 通信教育学部 初等社会科教育法 1単位目の合格レポートです。
PB2120 初等社会科教育法 1単位目
<課題>
1.初等社会科の目標の特徴と身に付けさせたい社会科の学力について論じなさい。
2.初等社会科における「社会的事象の見方・考え方を働かせる」授業づくりについて、その目的と実践方法を具体的に論じなさい。
<提出した解答>
1.初等社会科の目標の特徴と身に付けさせたい社会科の学力について考察する。
新学習指導要領の社会科の目標は、「柱書」と「資質・能力の三つの柱」で構成されており、「柱書」には「見方・考え方」「課題解決の学習活動」という社会科で重視すべき学習プロセスと、「公民としての資質・能力の基礎」という目標が、総括的に描かれている。「資質・能力の三つの柱」では、学校教育法30条第2項に示された「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「主体的に学習に取り組む態度」を柱としている。
以上のことを踏まえて、社会科の目標は、①社会生活を理解し、情報を調べまとめる技能を身に付ける、②社会の課題解決に向けて判断力や表現力を養う、③我が国に愛情を持ち、多国籍の人々と共に生きていくことの自覚を養う、の3つに整理された。
初等社会科で児...