道徳教育の歴史的変遷と問題点

閲覧数777
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【姫路大学合格レポート】道徳教育論 設題1
     わが国の道徳教育の歴史的変遷を要約的にまとめ
    その問題点について自らの考えを述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    わが国の道徳教育の歴史的変遷を要約的にまとめ
    その問題点について自らの考えを述べなさい。

    これまで道徳の時間は教科でなく、一つの領域として位置づけられていたが、小学校では2018年、中学校では2019年から「特別の教科 道徳」として教科化された。しかし戦前は「修身」として教科化されていた。
    1872年の学制から道徳教育は修身で行われていたが位置付けは弱かった。また、浅薄な考え方や方法、資料不足という現状から手探りの状態が続いたことで、明治政府が儒教と天皇中心の考えを深める国民強化策を打ち出した。その後1890年教育勅語の発布、1891年改正教育令の発布によって道徳教育の強化策が強く打ち出されたことで独立の教科として位置付けられ、重要視されることになった。当初は教科書ではなく修身のための資料として翻訳したものが使用されていたが、1880年に翻訳教科書の禁止、1881年に教科書の導入、1891年には教科書を使用して行うという流れで行われた。教科書の検定基準として教育勅語が生かされるよう、儒教主義徳目が多く選定されるよう強化された。
    教育勅語や儒教主義を活かす教科書にするため、内容が画一的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。