【姫路大学合格レポート】算数 設題2
外延量の指導において単位の必要性を学ばせる手立てとして、次の4つのプロセス「直接比較」・「間接比較」・「任意単位(個別単位)」・「普遍単位」が挙げられています。これらのプロセスを踏まえることの意味を考察し、『図形』領域の4年「面積」の指導を具体的に用いてその有効性を説明してください。(具体例はテキスト以外のものを考察してください。)
外延量の指導において単位の必要性を学ばせる手立てとして、次の4つのプロセス「直接比較」・「間接比較」・「任意単位(個別単位)」・「普遍単位」が挙げられています。これらのプロセスを踏まえることの意味を考察し、『図形』領域の4年「面積」の指導を具体的に用いてその有効性を説明してください。(具体例はテキスト以外のものを考察してください。)
量には長さ、面積、時間、密度、濃度など様々なものがある。そして、リンゴの数や人数など数えることができる「分離量」と数として数えることのできない「連続量」に分類される。その中でも連続量は、面積や長さ、時間などの大きさや広がり、規模を表す量である「外延量」、濃度や密度などある性質の強さや程度を表す量である「内包量」の2つに分類される。連続量のように数えることのできない物は、自然数の1に該当する単位の存在によって数えることが可能となる。
外延量は①直接比較②間接比較③任意単位④普遍単位の4段階により、量を表す単位の指導を行う。これらの各段階については以下に説明する。
①直接比較は、紐や鉛筆など物の片端を揃えたり重ねたりすることで量を直接比べる方法のことである。...