明星大学通信教育学部
「WJ1102 文化人類学B」(2019年度~)の
合格レポートの1単位目と2単位目のセットになります。
【課題】1単位目
多様な人間関係(文化人類学の主要な研究課題)について具体例をあげて説明し、これに関する自らの見解を述べなさい。
自らの見解を述べた部分には、【 】で括ること。
【レポート評価コメント一部抜粋】
経済学者ポラニーの「人間は物質的財貨を所有するという個人的利益を守るために行動するのではない。」「人間はみずからの社会的地位、社会的権利、社会的資産を守るために行動する。」について深く考察ができていました
【課題】2単位目
自文化中心主義的視点の克服について具体例をあげて説明し、これに関する自らの見解を述べなさい。
自らの見解を述べた部分には、【 】で括ること。
【レポート評価コメント一部抜粋】
自文化中心主義的視点の克服についてよく考察できていました
※丸写しはせず、あくまで参考としてご活用下さい。
私が実際に提出したレポートの学籍番号と名前のみを削除し1単位目の課題と2単位目の課題をセットにしたものになります。
1単位目
【課題】
多様な人間関係(文化人類学の主要な研究課題)について具体例をあげて説明し、これに関する自らの見解を述べなさい。
自らの見解を述べた部分は、【 】で括ること。
グローバルな現代社会において、多様な人間関係を知り、理解を深めていく事は重要だろう。今回は、III多様な人間関係(文化人類学の主要な研究課題)の中から三つ自らの見解を述べていく。
一つ目はジェンダーについてだ。ジェンダーとは文化的に設定された性差の事であり、「男らしさ」「女らしさ」に対する考え方はさまざまである。アラペシュ社会においては、人々は農耕に従事し、栽培養育することを目標とし、子供を大切にしている。協調性が社会的に重んじられていて、人々は男女ともに受動性、優しさといったアメリカ社会において女性的とされる気質をもっている。それに対してムンドゥグモル族は首狩を行い、子供を邪険に扱う。男女とも、攻撃的で凶暴であり、いわゆる男性的気質を示している。また、チャンブリ族の人々は漁業や交易を行っているが、それを取り仕切っているのは女である。女は積極的、能動的、実践的であり、男は依存心が強く繊細で非実践的である...