【聖徳大学通信心理】感情・人格心理学Ⅰ アサーティブ 評価S

閲覧数1,797
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    アサーティブな行動は健康なパーソナリティが顕在化したものであるとした時、この立場を裏付ける理論的根拠について論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本人には「忖度」という言葉が表すように、人の気持ちを推し量り、相手を傷つけないように接するといった風潮が強い。菅沼によると、元々日本人は農耕民族で“ムラ社会”を築いてきたという背景が関係しているという(菅沼2008)。住民同時が相互に監視する「密告制度」を取り入れ、もしもムラ社会の結束を犯した時には「村八分」として追放する、いわば「同調圧力」というような風土が昔から根付いているのだ。
    しかし、海外に目を向けてみると、他者と違う意見をもつこと、それを堂々と述べることができる能力は評価される。アン(1998)によると、海外の大学では教授の話を一方的に聞く講義形式ではなく、学生のプレゼンテーションが主体となった授業展開がなされている。その時に、教科書に書いてあるような綺麗にまとまった意見ではなく、斬新なアイデアや考え方、また友人の発表に対しても堂々と自分の意見を主張できる生徒が評価される。このような場面に日本人の留学生は戸惑い、上手く主張できずに「自分の意見をもっていない。」という評価を受けてしまうことも少なくない。
    しかし、近年日本でも「多様性」「個性の尊重」という考え方が広まり、「特性...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。