資料紹介

佛教大学通信教育課程《教育法法学》の課題合格リポートです。

リポート作成の参考にしてください。

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教育方法学

説題（3200字）
OECDのPISA問題の読解力や全国学力・学習状況調査（中３）の正答率から考えられる課題を挙げ、これらの課題が生まれている学校教育の問題を考察し、学力を育成するために、中学校もしくは高等学校において、どのような教育方法・技術を用いればよいか、あなたの具体的な提案を書きなさい。　

最初に状況を確認しておこう。
2003年のPISA問題の結果によって日本の児童・生徒の読解力不足の問題が露わとなった。読解力とは定義によれば「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」のことである。この能力が低かったのである。それゆえ読解力をあげることが課題となるが、PISA型読解力が求めている能力とは、具体的には課題解決能力であると言われている。PISAの国語の問題は自由記述の占める割合が多く、日本の生徒はそれに対する無回答率が高かった。つまり、こういった自分の意見を述べたり、テキストの情報を吟味したりする出題に彼らは慣れていないのである。PISAでは問題文中から読み取れる根拠に基づいた上...

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