資料紹介
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佛教大学 英米思想史 第１設題リポート、第２設題リポートのセットです。Ａ判定100点合格です。是非ご参考にしていただければと思います。
【リポート設題(第１設題)】
英文学における古典主義からロマン主義への推移を、社会的・思想史的背景から説明しなさい。
【リポート設題(第２設題)】
Ｍ.アーノルドが『教養と無秩序』の中で述べた、社会を無秩序から救う方法とは何か。社会的・思想的背景を踏まえて説明しなさい。
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佛教大学 英米思想史
【リポート設題(第１設題)】
英文学における古典主義からロマン主義への推移を、社会的・思想史的背景から説明しなさい。
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英文学の思想を通じて、ヨーロッパにおける古典主義からロマン主義への推移を述べたい。
古典主義及びロマン主義思想とは、17世紀末から19世紀中頃において、時代の潮流に応じて生じたヨーロッパを発露とする文学上の思想である。
古典主義とは、古代ギリシャ・ローマ時代を理想と考え、その時代の文化・芸術等を模範する思想をいう。思想の特徴としては、「神は世界の外部に存在すると考える」、「理性や良識に価値を置く」、「田園詩や風刺文学、書簡などが好まれた古代ローマ帝国時代など古き良き時代の模倣を重視すること」などが挙げられる。
イギリス社会において古典主義が広まった背景としては、戦争を極力控え、重商主義政策を推進した政治家ウォルポール(1676-1745)やウィリアム・ピット(1708-78)らの活躍により、多くの植民地を支配するなど国が安定していた。社会的に平穏で安寧な中庸の時代では、過去に繁栄した平和な時代がより注目され好まれることや、古代ギ...
