明星大学 通信 PD2060 国文学史 1単位目2021年度合格

閲覧数1,180
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    明星大学通信 国文学史 1単位目2021年度合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国文学史 1単位目 2021年度合格

    <レポート課題>
    上代から近世までの国文学の展開を、散文中心に説明しなさい。


    <レポート本文>
    文学の誕生から、平安遷都の頃までの時代区分を上代という。日本列島では、紀元前三世紀ころから弥生文化が始まり、稲作の普及により社会集団が形成された。このような集団内で豊穣を祈念する祭りが始まり、そこで語られる神聖な詞章が生まれた。これが日本文学の誕生であり、さまざまな神話や歌謡となっていった。
     神話とは、共同体が統合され、国家が形成されていく中で再編・体系化されたものをさらにまとめ上げたものである。おもなものに、『古事記』『日本書紀』『風土記』がある。『古事記』は太安万侶が言明天皇から命を受け、稗田阿礼に誦み習ったものを撰録、編纂したものである。全三巻からなり、上巻が神代の物語である。『日本書紀』は、舎人親王編纂、神代から持統天皇までの歴史書である。『風土記』は元明天皇の命により、国ごとの地誌を編纂したものである。諸国の神話や伝承が中央政府の編集を経ずに記述されている。
     平安遷都から鎌倉幕府の成立頃までを中古という。藤原氏を中心とした貴族中心の文...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。