【A評価】心理学概論(東京福祉大学)

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    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「心理学概論」のレポートです。A判定と「設題に対してポイントを押さえてよくまとめている」という所見を採点者よりいただいたものです。参考になれば幸いです。
    設題:「各発達段階の特徴について述べよ。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「各発達段階の特徴について述べよ。」発達心理学では、人間の一生を発達段階によって分けて、それぞれの段階における心理・社会的、身体的な発達の特徴やその過程で生じる問題を分析することで人間の心の発達を研究する。本稿ではいくつかの発達段階を取り上げてその特徴を考察する。まず、乳児期及び幼児期について考察する。人間の乳児は生きるために周囲の手助けが必要な状態で生まれる。したがって、周囲の注意を引き付ける必要があり、初めは情動を伴わない泣きや微笑などの能動的な発信によりコミュニケーションを行う。それらの発信は成長するにつれて情動を伴うものへ変化し、またハイハイや歩行ができるようになると後追い、抱きつきなどの行動も見られる。それらの働きかけに対し、親などの養育者が反応し、世話をするという一連の相互作用の繰り返しにより、乳幼児は親を安心できる存在だと感じ信頼感を抱く。このような特定の相手との間の親密な結びつきのことを愛着と言い、この時期の安定した愛着関係の形成が後の対人関係の発達の基盤になると考えられている。また、自発的な移動が可能になる幼児期では世界が一気に広がり、親への安心感をベースに外の世界に...

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