高次脳機能障害
高次脳機能障害(こうじのうきのうしょうがい)とは、主に脳の損傷によって起こされる様々な神
経心理学的障害である。主として病理学的な観点よりも厚生労働省による行政上の疾患区分として
導入された概念であり、異なった原因による複数の疾患が含まれる。それぞれの症状や治療につい
て、詳しくは脳血管障害といった病理学的な観点から論じられる。
その障害は外からでは分かりにくく自覚症状も薄いため隠れた障害と言われている。
よく、一言で「高次脳」と略されるため、脳内にそのような部位があるのか、と勘違いされること
があるが、そうではなく、分かりやすく記すれば「高次の脳機能の障害」ということである。
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