【明星大学】 PA2030 教育心理学 2単位目 2017年度~ 履修登録者用

閲覧数1,359
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2021年度合格
    【課題】
    学習意欲(動機づけ)を支えるメカニズムに関する様々な理論に基づき、児童生徒の学習意欲を向上させるための教育実践の在り方について述べなさい。
    【参考・引用文献】
    参考文献
    『児童生徒理解のための教育心理学』古屋喜美代・関口昌秀・荻野佳代子編著(ナカニシヤ出版)
    『絶対役立つ教育心理学実践の理論、理論を実践』藤田哲也編著(ミネルヴァ書房)
    『やさしい教育心理学第5版』鎌原雅彦・竹綱誠一郎著(有斐閣)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     児童の学習意欲を向上させるための教育実践のありかたについて述べる。
     まず、学習意欲(動機付け)について紐解く。これには外発的動機づけと内発的動機づけの2種類からなる。個人に行動を起こさせる目標(動機)が、内部にあるか外部にあるかの違いである。外部にあれば、外発的動機づけで、何かしらの行動が行われている場合に働く。目標(動機)が内部にあれば内発的動機づけで、その行為自体が快楽である場合に働くものである。このことから、学習意欲を向上させるためには、「自発的に学習する」という内発的動機づけを働かせる事が重要と言える。
     なお、この2つの動機は相互に一方がもう一方へ変化するという関係を持つ。内発的動機づけから、外発的動機づけに変化することの一例をあげる。レッパーらが、実験を、絵を描くことが好きな幼児を次の3つのグループに分けて行った。①絵が上手に描けたら賞状を与える(予告あり)グループ、②予告なしで絵を描いてもらい、賞状を与えるグループ、③予告も、賞状もなしに絵を描いてもらうグループ1,2時間後、自由な時間を与えると、①グループが他のグループよりも自発的に絵を描く時間がとても少なかった。こ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。