佛教大学 合格済みのレポートです。
2021年度シラバス対応の最新版です。
本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
※内容の丸写しは絶対にお控えください
【第1設題】
以下の2章からなるリポートを作成しなさい。
1)新学習指導要領に基づいて、小学校国語科で実施される授業単元(具体的な言語活動、「読むこと」の領域であればできれば具体的な教材を取り上げ)を構想し、テキスト(『初等国語科教育』)の内容を踏まえた学習指導案を作成しなさい。
ただし、以下の項目は必ず含むものとし、一般的な指導案の書式で作成すること。
1.単元名(教材名)
2.単元の目標
3.単元の評価規準
4.単元の指導計画
5.本時の指導目標、展開
2)自身が作成した学習指導案について、テキスト(『初等国語科教育』)のどのような内容を踏まえて作成したのかを解説しなさい。テキストのどの部分を参考にして作成をしたのかがはっきりと分かるように、該当する部分を引用しつつ(引用は「 」に入れる)記述すること(ただし指導案の書き方に関する箇所は不可)。この条件を満たしていないものは添削対象外となる。
【教授からのフィードバック】
教科書教材を取り上げ、授業の目標、内容について構想することができています。またテキストの内容を踏まえて構想することができていることもうかがえます。自身の学びを、実際の授業構想へと結びつけることができました。その学びは将来受け持つ子どもたちの学びへとつながりますね。今、新学習指導要領に象徴されるように、国語科教育は大きな転換期を迎えています。今日的な議論を踏まえ、柔軟かつ、確かな国語科授業を構想できるように学び続けてください。また、国語科が扱う領域や事項、教材、小学校の子どもの発達段階は非常に多様です。テキスト学習で学んだことを、今回取り上げた教材や学年以外のものについても適用して考えを深めることも今後の課題として下さい。
◯参考文献
井上雅彦・青砥弘幸(2020)「初等国語科教育法」ミネルヴァ書房
甲斐睦朗ほか(2021)「国語 三 上 わかば」光村図書出版株式会社
○佛教大学通信教育課程のレポートをまとめていますので
是非、お気軽にご覧ください!お役に立てれば幸いです!
https://www.happycampus.co.jp/docs/921458137669@hc21/?__a=gn
国語科学習指導案
1.対象 第3学年3組 28名
2.日時・場所 2022年4月18日 第3校時 3年3組教室
3.単元名「教材名」
音や登場人物の気持ちを工夫して音読発表会をしよう「きつつきの商売」(林原玉枝)
4.単元について
(1)児童観
本学級の児童は、2年生で「スイミー」や「ミリーのすてきなぼうし」、「スーホの白い馬」などの文学的文章を場面の様子や登場人物の行動から気持ちを読み取って音読に表現する活動を行った。いずれの活動も、児童はお話の世界に浸りながら楽しく作品を読んでいた。しかし、場面を比べて登場人物の変化を読み取ったり、いくつかの叙述を基に登場人物の気持ちや人物像について想像したりする力は十分に身についていない。
また、自分のもったイメージを踏まえて音読の仕方を工夫したりするなど自分の表現に活かしていくことに課題をもつ児童が多い。物語を読み、楽しむ力の可能性を広げていくためにも、音や登場人物の気持ちの叙述が多くあり、自分らしい音読表現ができる本単元の学習が必要であると考える。
(2)教材観
「きつつきの商売」は素敵な音を販売する“おとや”を営むきつ...