【明星大学】 WE1020 法学2(日本国憲法)2単位目 2012年度~2016年度 履修登録者用

閲覧数1,440
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2016年度合格
    【課題】
    1.日本の国会が二院で構成される理由。
    2.司法権の機能と独立。
    【参考・引用文献】
    北岡勲・児玉誠著 『法学』 明星大学出版部

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1日本の国会は、二院制である。それはなぜか。
    その前に、世界の二院制の類型を見てみる。二院制の類型は3つに分けられる。一つ目は連邦制で、アメリカやドイツがこれにあたる。二つ目は貴族院型で、階級代表の上院と国民代表の下院からなり、イギリスが代表的な国である。三つ目に、どちらも国民代表からなる二院制で、これを採用しているのが日本である。
    日本は明治憲法下において貴族院型であったが、現在は貴族院型でも連邦制でもない。現在の二院制とした理由とは何か。
    第一に「唯一の立法機関」であるため二院の意見が合い、始めて前進する方が慎重になるということである。
    第二に1つの政党に流されず、理性の政治が行えることである。これによって、より国民の声を尊重した政治が期待できる。これらは二院制のメリットでもある。
    しかし反対にデメリットとして、慎重になりすぎて国会がまとまらない恐れがある。
    そこで日本は、片方を優越した跛行的二院制をとっている。日本では、衆議院にその権限がある。それはなぜか。衆議院は、定数も参議院の倍以上であり、議員資格も参議院より5歳若く、任期は参議院より2年少ない4年で、参議院は半数づつ任期満...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。