【明星大学】 PA1040 教職入門 1単位目 2014年度~ 履修登録者用

閲覧数1,022
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2017年度合格
    【課題】
    1.教員養成の歴史について論述せよ。
    2.教職の専門性について論述せよ。
    【参考・引用文献】
    青木秀夫編『教職入門』明星大学出版部

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1日本の今の教育職員免許法は昭和24年制定された。国が強くなり、戦争に勝つことだけを目的としていた時代から、それまでの教員養成はどうだったのか。
    これまでの教員養成の歴史を概略まとめていく。
    まず明治5年に初の近代公教育制度である「学制」が制定される。鎖国で遅れた教育や文化を取り入れて国を強くするのが趣旨である。同年、教員のための師範学校が東京に設置される。各地にこれが設置され教員養成の基盤となる。並行して当時の文部省は教員心得や教則網領をつくり、教員の資質向上に努めた。
    明治12年には「教育令」が公布される。これは「学制」が一般庶民の日常とかけ離れており、しかも金銭的負担が、生活で精一杯の国民次第であり、国民の不満や不安の矛先が学校に向いたのを改善したものであるが、翌年改正される。これにより師範学校の設置が各県の義務となる。この辺りから「天皇崇拝」の精神が道徳として入ってくる。さらに翌年の明治14年に、教員を養成する師範学校に段階を設けた「師範学校教則大綱」が制定される。これにより師範学校は初等師範学校、中等師範学校、高等師範学校とされた。
    その後の明治19年に初の文部大臣である森有...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。