漢文学I 課題1

閲覧数1,519
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    漢文学I課題1 2019~2022年度 リポート課題の合格レポートです
    
丸写しはさけて、レポート作成の際の参考資料としてお使いいただけますと幸いです。
    このご時世で色々と大変だとは思いますが、教員免許取得できるよう一緒に頑張りましょう

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】
    孔子の思想について論述しなさい。

    【リポート本文】
    孔子という人間の思想を読み取ることができる資料は、やはり「論語」である。その論語の中において、孔子は「天」という概念のもと、宗教的とも言える観点から人間のあり方の思想を説き、その人間のあり方に関して、特に学問に対する思想を繰り返し主張している。本文では、これらの観点から、孔子の思想を読み解いていく。
    まず孔子の思想は、理論的・精神的にも「天」という概念が全ての根本にある。論語に登場する孔子はたびたび「天」に言及し、自分の行動・思想が天という概念から由来していることを示唆している。例えば論語の為政編にある有名な句「五十而知天命」は、50歳にして閣僚になり、国の実権を握った孔子が「天」からの使命を自覚して政治を行ったことを示す句である。(26)また、「子曰。天生德於予。〜」の言説のように、孔子は弟子たちに自分が「天」によって徳を与えられた身であることも言及している。この「天」という概念は、周王朝の建国の理念ともなった、一種の超越的な存在であり、その由来は殷王朝の人格神的実在の「上帝」である。「上帝」は自然や国防を左右する宇宙万...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。