明星大学通信教育部、初等理科教育法2単位目の合格レポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆課題
1.「たのしい科学の授業の成立条件」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ。
2.「たのしい理科の授業」であるために、授業を進める際に〈気をつけなければいけないこと〉〈大切にしなければいけないこと〉はどういうことだろうか。テキストで学んだことをまとめ、私見を述べよ。
初等理科教育法2単位目
(1) たのしい科学の授業の成立条件について述べるとともに、私見を述べていく。
子供たちが喜ぶ授業を展開するには、まず留意しなければならないポイントがある。①出題される問題がおもしろいということ。②予想できる時間を十分に設けること。③一人一人が予想した考えをクラス全体で討論すること。④一切の押し付けを排除すること。
以下では、これらのポイントの詳細について述べる。まず、①の「問題がおもしろいこと」というのは、つまり子供たちの興味を引き付けられるものでなければならないということである。そこで、本テキストに示されているI先生の仮説実験授業を見てもわかる通り、「体重計に乗るときの体勢を変えると重さに変化が生じるか」といった問題では、児童が必ず一度は使ったことがある体重計に触れた問題が出題されている。このように、児童の身近にあるものを問題に含ませることで、容易に頭の中で自分が体重計に乗ったとき、どうなるかをイメージすることができる。また、わかりそうでわからないといった絶妙なラインが児童の興味を引き付けるのである。
次に②「真剣に予想を立てること」では、予想を立てるこ...