相談援助の基盤と専門職_ソーシャルワークの形成過程について

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    資料紹介

    相談援助の基盤と専門職
    課題「ソーシャルワークの形成過程について述べよ」

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    相談援助の基盤と専門職
    ソーシャルワークの形成過程について

    【基礎確立期】

    慈善組織協会の活動はアメリカでケースワークとして発展し、その理論はリッチモンドによって体系化され、社会事業教育の端緒が開かれた。彼女は友愛訪問を慈善組織運動の最も重要なものとし、具体的な事実から進めていく事の重要性を説いた。

    1917年には次世代のソーシャルワーカーを養成するための共通の知識と方法を記した「社会診断」を発刊し、ケースワークを「社会的証拠」の収集から始め、「比較・推論」を経て「社会診断」を導き出す過程と定義した。また、社会診断を「クライエントの社会的状況とパーソナリティをできる限り正確に定義する試み」としている。

    その後「ソーシャルケースとは何か」において、ケースワークは「人間と社会環境との間を個別に、意識的に調整する事を通してパーソナリティを発達させる諸過程から成り立っている」と執筆し、ケースワークは科学的な支援の方法として体系化され、慈善事業から専門職業へと向かった。

    【発展期】

    精神分析学や心理学を背景に「診断主義ケースワーク」と「機能主義ケースワーク」が登場した。前者はフロイト...

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