英語文学論2(2021年度)最新版

閲覧数2,251
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    2021年度、英語文学論2の第1設題の解答です。合格済み。参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1) ベンジャミン・フランクリンとジェローム・デイヴィッド・サリンジャーについて、テキストの内容に自分独自で調べたことを交えて論じなさい。
     フランクリンは、「理神論者」であり、人間は神によってではなく、自らの意志によって善行や悪行を働くものであると考えていた。そこで、人間が悪い行いを避けるためには自らを戒めるための善行と戒律として「13の徳」を提唱した。人間は誰しも悪に手を染める可能性があり、それを避けるためには自ら善に結び付く習慣を作り、常に意識する必要があると彼は考えたのである。ただし、この「13の徳」を一気に習得しようとするのではなく、一つずつ順番に習得を進めることが望ましい。どのような学びも、いきなり全てやろうとすると消化不良を起こす。そこで段階を踏んで無理なく習得を進めることが質の高い学びにつながる。しかし、実際は「13の徳」をすべて習得することは難しかったようである。『フランクリンの自伝』において、彼は「自分が心から願った道徳的完成の域に達することはもちろん、その近くに至ることさえできなかった。」と語っている。一方で、「それでも努力したおかげで、かような試みをやらなかっ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。