教育哲学 第1設題 2024年 佛教大学通信 パターン1 受理

閲覧数1,425
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教育哲学 第1設題 2024年 佛教大学通信 パターン1 受理
    3200字程度指定
    レポート作成の参考にご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題 近代日本におけるコメニウス受容の特質について論じてください。

     日本人がコメニウスの文献と接触したのは、1728年にまで遡る。〔「現在の鹿児島県に住んでいたゴンザとソウザら十七名が大阪(大坂)への航海の途中で難破し、カムチャッカ東岸に漂着した。二人はサンクトペテルブルクに移送され、ゴンザはその地で日本語教師となって、コメニウスの『世界図絵』を基にしたロシア語と日本語(当時の薩摩弁)の対訳教科書の編纂にあたっている。(井ノ口2016、11-23頁)P277~278」〕。しかし、日本でコメニウスが本格的に知られるようになったのは、明治維新以後である。
     同じ18世紀、ルソーが教育をテーマにした『エミール』は後の思想家にも影響を与える大きなものであったといえる。ルソーは教育活動とは何であるのかを明確にしたといえる。このルソーの『エミール』に影響を受けた思想家としてペスタロッチがいる。ペスタロッチは仮説的に3つの人間の状態を挙げている。それは、「自然状態の人間」・「社会的状態の人間」・「道徳的状態の人間」である。このすべての人間性を発展させていく人間教育こそが本来の教育であるとして...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。