【佛教大学】初等生活教育法 S5534 科目最終試験 2020 合格済み
【問題】
生活科において「生活発表」や「生活作文」を生かした授業の構想と指導に当たっての留意点について詳しく述べよ。
こちらは2021年度4月以降入学、新テキスト・シラバスに対応しております。
佛教大学は特に罰則が厳しいのでそのままの転用は控えてください。
こちらを参考程度に、新テキスト・自らの考察を付け加えるなどしてご利用ください。
【参考文献】
新しい教職教育講座 教科教育編⑤ 生活科教育 鎌倉 博 船越 勝 編著 ミネルヴァ書房
生活科において「生活発表」や「生活作文」を生かした授業の構想と指導に当たっての留意点について詳しく述べよ。
子どもにとっては普段自分たちのまわりに普通に存在する「生活」が常に学習の対象である。その「生活」は国語や算数といった教科にきちんと分けられているというものではい。「生活」はそういった教科の区分では学び取ることができない、すべてがつながっている「ひとまとまり」の綜合体として存在しているのである。そこには子どもとの密接な関わりを持った「モノ・コト・ヒト」があらゆるところにたくさん存在しているのである。何気ないささいな子どもたちの興味や関心を土台にして、それらの「モノ・コト・ヒト」に注意深く目を向け、そこで気づいたり発見したりしたことを「生活発表」「生活作文」で表現し交流し合う活動は価値ある学び合いを作り育てるのである。
子どもたちは、「なんで?」「どうして?」という「解き明かしたい問い」に出会うと、それに対して探究心を発揮し、友だちを巻き込みながら、自ら探究を進めていく。自主的、主体的な学び合いの中から「そうだったんだ!」「わかった!」に出会うのである。教師は子どもたちの「なんで...