知覚認知心理学Ⅰ 第1課題 第1設題 (1)(聖徳大学)【評価S】参考文献付き

閲覧数1,907
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    ①記憶のメカニズムを概説したうえで、「忘れる」ことの日常的な具体例を複数挙げ、そのメカニズムを説明せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第一課題第一設題⑴

    本レポートでは記憶のメカニズムを概説したうえで、「忘れる」ことの日常的な具体例を複数挙げ、そのメカニズムを説明する。
    19世紀エビングハウスの実験による記憶の研究が始まった。そこでは覚えること、覚えていること、思い出す一連の流れを、符号化(記銘)、貯蔵(保持)、検索(想起)の3つの段階として分類し分析するようになった。中でも検索(想起)が行われる際には、記憶の何らかの手がかりが存在することが多い。特に空間的な記憶は風景の中に手がかりが存在することが多く、記憶を呼び起こしやすい。これは文脈依存効果と呼ばれているものであり、手がかりと思い出す事項が記銘時に一緒に符号化されているためこのような効果が働く。またこの一緒に符号化されるということを符号化特定性原理という。対して手がかりがなく検索(想起)が行われる場合を再生という。選択肢が与えられて検索(想起)を行う場合や、項目が提示されて、その項目が以前に提示されていたかどうかを判断する場合などは再認という。これら再生と再認の比較では、ほとんどの実験結果で再認の方が再生よりも良い成績が出ていることがわかっている。
    さらにエビ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。