佛教大学 【A判定】合格済みのレポートです。
2021年度シラバス対応の最新版です。
本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
※内容の丸写しは絶対にお控えください
【第1設題】
持続可能な社会の構築に向けて、あなたが考えるこれからのライフスタイルについて、
次の2観点から、検証となるデータや社会事象等を挙げて述べなさい。
➀ 衣食住の生活面から ② 消費生活の面から
【教授からのフィードバック】
設題の骨子を正しく捉え、的確な項立てで、調べたことの引用とそれに伴う意見や考えをわかりやすくまとめています。①ではこれからのライフスタイルについて、衣生活では購入について、食生活では食品ロスの問題、住生活では自然や環境との関連に焦点を当て、それぞれのライフスタイルを持続可能な社会を構築するという目的に関連させて、自分の考えをわかりやすく述べられています。②では消費生活の中から主に購入時の価値基準について持続可能な消費生活を目ざすためのライフスタイルを自分の考えでわかりやすくまとめられています。どちらも考えの基になるデータや社会事象・資料を示し、それと関連づけて説得力のある考えとしてまとめられています。全体的に構成よくまとまり、内容も充実した素晴らしいレポートです。ご苦労様でした。
○参考文献
大塚眞理子・加地芳子編著(2011)『新版 家庭科概論』ミネルヴァ書房
○佛教大学通信教育課程のレポートをまとめていますので
是非、お気軽にご覧ください!お役に立てれば幸いです!
https://www.happycampus.co.jp/docs/921458137669@hc21/?__a=gnb
1-1,衣生活
衣服は人体機能の補助と人間の装身の本能的欲求を実現する機能を有している。衣服には購入・着用・手入れ・収納・廃棄などの過程がある。ここでは“購入”と“手入れ”に着目し①衣服に対する理解②正しい洗濯方法の2観点から考えを述べていく。
1-1-1,衣服に対する理解
「衣服購入の決めて」についてアサヒグループホールディングスが2008年に実施した調査では、1,価格74.0%、2,デザイン60.9%、3,素材37.0%、4,着心地のよさ26.0%と結果が続く(注1)。調査から価格やデザインを重視して購入していることがわかる。持続可能な社会の構築のためには用途に合い、気に入った衣服を購入し、長く着続けることが大切である。衣服は様々な繊維でできた繊維製品かつ付属品や加工材を含んだ複合製品であり、この特徴が衣服のリサイクルを阻害要因となっている。上述した要因から衣服の素材を理解して季節や用途にあった衣服を購入することが求められる。具体的には天然繊維の綿は耐熱性と吸水性があり、麻は吸水性・速乾性に優れているため涼しく着こなせる。化学繊維のポリエステルは強度の高い糸から作られ摩擦に強...