【課題】
1、テキスト内の第2章「図画工作科の目標と内容」の第1節および第2節を要約し、その上で、「表現領域」及び「鑑賞領域」の関連性について考察しなさい。(1000字程度)。
2、テキスト内の第2章第3節「表現(1)ー造形遊び 学習の指導」を読み、「造形遊び」の特性について、「絵・立体・工作」との違いを軸に500字程度で述べなさい。その上で、「工程での造形遊び」の題材を考え、概略、及び指導上の留意点について500字程度で述べなさい。
【講評】※課題1については講評ありませんでした。
2、題材について具体的に考察してください。校庭のどのような場所なのか、それは危険なのか、造形遊びを把握し、よく考えましょう。
2020年に作成し一発で合格したレポートです。課題内容はさほど難しくはありませんが、テキスト自体がまとめにくい様式でだったので、思いのほか作成には手間取りました。題材等自分で考えることが多い課題で大変かと思います、ぜひ参考にしてください。
(1) 図画工作について以下にまとめ、その領域内容について考察する。
小学校教育における図画工作科とは、芸術教育はその道のプロを養成するためのものではない。芸術に親しみを持ち、造形・美術活動を通して喜びを味わうことを体験することが目的である。
学習指導要領における図画工作科の基本方針として、造形活動の基礎的な能力や、豊かな情操を養うことがある。自分自身で造形することを経験することで、造形や美術分野について関心を持つことを重視している。また、作品を鑑賞してその良さを感じられること、感じたことを友達と共有することなどの活動もこの教科では求められる。様々な芸術を体験することにより、子どもの感性を磨き働かせながら、直観的な判断力や分析力の育成に繋げることが望ましい。
図画工作は表現と鑑賞の2つの領域内容に分けることができる。表現の領域内容とは、領域内をさらに2つに分類され、その事項はつくる活動と表す活動に分けられる。つくる活動とは造形遊びを通して造形的な技能を身に付け、つくる喜びを味わうものである。表す活動では、自分が表したいことを工作等で表現していく活動である。自分が感じたこと、想像し...