【課題】
1、教育実習において、実習生が学習指導案を作成することの意義について説明し、実習生としてどのように学んで作成していくか考えを述べなさい。
2、教育実習生として、実習校の先生方に対して、どのような姿勢や心構えで関わっていけばよいか説明しなさい。さらに、先生方と関わるための具体的な方策について、自分の考えを述べなさい。
【講評】
1、良い内容と思います。学習指導案の作成を通して先生方の指導や教科指導の考え方、子どもの反応など、しっかり学んでください。
2、具体策・心構え等がしっかりと書けています。ぜひ実践の中からより多くを学びとってきてください。
2020年に作成し、一発で合格したレポートです。初等教育実習指導のレポートは難関であるとされていますが、1つ目の課題は他の在校生の既習済みの方から色々と教わって書いたので、内容はかなり良いものだと思います。2つ目もうまくまとめられたので、お忙しい方などぜひ参考にしてください。
(1) 学習指導案とは、授業を実施する上ですべての計画の元となる非常に重要なものであり、何も経験のない教育実習生にとって欠かせないものである。学校教育においての柱となる授業を組み立てる上で、欠かせない学習指導案の作成を学び、実践できる機会である教育実習とは、その過程を勉強できる場であると私は捉えている。
教師としての職業の本質的な部分または醍醐味とも言える授業では、どういった発問を繰り広げるのか、板書はどのように書き進めていくのか等、その授業をより充実したものにしていくための工夫を凝らしたい。教育実習において実習生が実際の授業を生の感覚で体験し、その指導案について勉強できるのは大変貴重な機会であり、最後の授業実習では指導案と授業を結び付けた授業を実践したい。
担当の指導教員が行う授業を最初から最後まで、様々な技術を目で見て盗むつもりで参観させてもらう姿勢が必須であると思う。また、可能であれば実習期間中に実施する授業の学習指導案を見せてもらいたいと思う。
そして、その学習指導案と実際の授業がどのように結びついているのかを、自分なりに考えたい。指導案の作成から、授業の展開までの過程のイ...