5歳児になると、生活の中で前後、左右、遠近などの位置の違いや時刻、時間などに興味や関心を持ち簡単な数の範囲で、ものを数えたり比べたり順番を言ったりするようになる。しかし、時間概念や空間概念は共に未熟で昨日今日は分かっても明日や明後日は分からず、危険を予知し回避することは不可能である。また、数の概念は10くらいまでは数えられるようになるが足し算引き算などは5歳では少し難しい。子どもは、『遊び』を通して時間概念や空間概念や数の概念を学んでいく。たとえば、トランプやカルタやパズルなど知的能力を高める遊びをさせることによって時間概念や空間概念、数の概念を身につけることができるようになる。また、5歳にな...