日大通信 令和2年度(2020年度)第2回科目修得試験 英米事情Ⅰ 解答例 A評価です。
科目修得試験合格のために、お役にたてると幸いです。
問題:
アメリカの植民地時代(Colonial America)について,教科書の叙述に基づき論じなさい。
参考文献:『アメリカ社会文化史 American Society』 斎藤真、山本博
日大通信 令和2年度 第1回科目習得試験 英米事情Ⅰ 解答例
アメリカの植民地時代(Colonial America)について,教科書の叙述に基づき論じなさい。
植民地時代のアメリカでの生活は厳しいものでした。ニューイングランドの冬は長く厳しく、土地は痩せて岩だらけでした。 しかし海岸線は不規則な形をしており、港を作るのに理想的でした。そして漁業と海運業が大きく発達しました。
滝による水力により、製粉所や原始的な工場を作りました。 滝は海に近いため、原材料や完成品を容易に運ぶことができました。
一方、ジョージア州やカロライナ州は豊かな土壌と広い沿岸平野があり、栽培期間も長いため、たばこ、米、インディゴ、砂糖、綿花を栽培し、これら「換金作物」を、イギリスやニューイングランド行きの船長に販売することにしました。これには、アフリカからの年季奉公人と奴隷が農園主には不可欠でした。 イギリスから見ると、南部は重商主義植民地政策のほぼ完璧な例でした。 農園主は原材料を生産し、製品を消費していました。 彼らは船を建設したり、商取引を行ったりしなかったので、決して祖国のライバルでは...