【内容】
2017年度 佛教大学 Z1109 生徒指導・進路指導の研究(中・高)第1設題 A判定
【設題】
3200字 第1設題
「中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明してください。」
【教授からのレポート所見】
「生徒指導の定義について、学習指導要領や生徒指導の手引きからきちんと引用し、その原理や意義について記述できています。また、中学校および高等学校の生徒指導において、とくに強調すべき点や実際の事例に基づいた指導の留意点なども詳しく記されています。大変秀逸なレポートです。」と評価頂きました。
<補足>
定義づけから、レポートのお題に沿って、全体 → 詳細にブレイクダウンし、具体的に記しました。
レポート作成の参考にしてください。
中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明してください。
生徒指導というものの定義として「すべての生徒のそれぞれの人格のより良き発達を目指すとともに、学校生活が生徒の一人一人にとっても、また学級や学年、更に学校全体といった様々な集団にとっても、有意義にかつ興味深く、充実したものとなるよう指導する営み」であると、記されている。(『生徒指導の手びき』より)その通り、生徒が問題行動などから成長していくための指導をしていくことである。生徒指導は教科指導のように知識の習得に重点をおいた教育活動というよりは、情意的な面を中心に展開する教育的な指導であると言える。また、学校におけるすべての場面(生活習慣、躾、主体的な決定ができるようになることなど)において機能する教育活動だと言うことができ、その指導は多岐に渡っている。またこの生徒指導というものは教科指導と違い、目に見えた効果をすぐに出す事が難しいようにも思えるが、今後の生徒の人生を考えると教科活動よりも重要な指導である可能性もある。その中で、中高における生徒指...