【内容】
2017年度 佛教大学 Z1117 教育方法学1 A判定のレポートです。
【設題】
3200字 第1設題
「従来の知識伝達を重視した授業と設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。」
【教授からのレポート所見】
『「教えることを中心とした学習指導」と「学習することを中心とした学習指導」について、それぞれの指導方法の違いをきちんと整理できています。
また評価方法についても、「目標に準拠した評価」、3つの評価区分、パフォーマンス評価、ルーブリックなどについても論じられており、当該設題にきちんと答えたものとなっています。』
【個人的見解】
序論から、比較などを織り交ぜて、感想にとどまらず、自身の考えも入れるようにしています。
レポート作成の参考になれば幸いです。
従来の知識伝達を重視した授業と設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。
今日、インターネットや電子媒体が全世界中に普及しており、様々な情報がオンタイムかつどこでも手に入れることができる世の中になっている。その中で、日本でも叫ばれているのが、「ゆとり教育」「世界的にみた学力の低下」などである。授業時間や反復する時間の減少、また教科書が薄くなったと同時に内容も薄くなり勉強がよりわかりづらくなったことが指摘される。道徳や総合的な学習の時間の導入など、厳密な「教科」という時間が減少しているのも1つの要因になるかと思う。(時代の変化と共に必要な教育ではあるが、厳密にいう「学力」というものとは関係ない教科ではある)
日本が現在打ち出している指針の1つに「生きる力を育むこと」という指針がある。それは自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、主体的に判断・行動し、よりよく問題を解決する能力を身につける力を養うということである。すなわち、子供たちの関心や意欲・態度を重視し、自らの意志で学習をしてい...