中央大学法学部通信教育課程 地理学
2020年度第1課題です。A評価で合格しました。
*北アメリカ大陸の西経100度の一帯について、以下の2点を説明せよ。
①気候区分のうえでどのような境界線となっているか。
②どのような農業地帯が並んでいるか。北側から順に詳しく説明せよ。
【地理学 第1課題】
*北アメリカ大陸の西経100度の一帯について、以下の2点を説明せよ。
①気候区分のうえでどのような境界線となっているか。
②どのような農業地帯が並んでいるか。北側から順に詳しく説明せよ。
1.北アメリカ大陸の境界線
北アメリカの気候帯の特徴は、東部および北部は東西に拡がり、西部は南北に拡がるパターンをしている。これは、東西に拡がるパターンは気温が重要な要素となり、南北のパターンは降水量と季節性は重要となる。
大西洋から西経100度まで、メキシコ湾から北緯40度までの北アメリカのほぼ東半分を占めるのは、温暖湿潤気候で、夏季は海洋性熱帯気団がこの地域を覆い、南部では高温となり、湿度は高い。一方、冬季は北ほど厳しいものの穏やかで、短いが、毎年数回、寒気の南下により低温がある。
降水は年間を通してあるが、夏季に多い傾向があり、フロリダから東海岸にかけては、ハリケーンにより大量の降水がもたらされる。この気候区には、ダラスや、ワシントンD.C.、ニューヨークなどが入る。
その北側、アメリカとカナダの国境沿いの北側には、カナダのほとんどの地域を覆う冷帯湿潤気候が拡がっている。...