日本史入門課題1(2019年~2022年度)日本大学通信教育部

閲覧数3,125
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本史入門課題1です。合格レポートです
    課題 平安時代の御霊会について考察しなさい
    参考程度で宜しくお願いします。
    丸写しは厳禁です
    皆様の参考になれたら幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     日本最大の祭の一つとされている京都の祇園祭は、正式に言うと「祇園御霊会」という。
     御霊会は、魂鎮めの祭ともいわれ、災害や疾病をもたらす怨霊を鎮め、安心して暮らせるような生活を確保するための祭であった。
    現在も行われている山鉾巡行は華麗な姿を見せている山や鉾であるが、本来の役割は洛中を浮遊したり疫害をもたらす怨霊を吸い寄せる「神の依代」であった。
     祇園御霊会が何故旧暦六月(七月)に行なわれてきたかというと、四月頃は田を耕したり、始まって五月の田植え、水管理や草取りをするので農作業するのが大変な時期であった。本州の農家では冬作麦の収穫と養蚕を同時に行わなければならなかったので、本当に過酷な時期であったことがわかる。
     更に、この時期は食糧の収穫できない時期でもあった。秋にとれた米がなくなり、五月か六月頃の冬作麦の収穫に命をつながざるを得ない状況であったのである。
     六、七月は梅雨という時期に入るので、食糧の欠乏と過酷な農作業とによる肉体の弱体化や梅雨という気候条件が重なった時は、多くの住民たちに疫病をもたらし、前年の米や冬作麦が不作で収穫が減少すると飢餓に陥る状況になる。
     平安京に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。