2019年と2020年に合格を頂いた明星大学通信教育部小学校教員コースのレポートです。2単位セットで最安値に設定しておりますので、「どう書き始めたら良いか分からない」、「どう展開していけば良いか分からない」等、レポートでお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
[科目名]
健康・スポーツ科学論(WB1010)
[レポート課題]
(1単位目)
生涯学習の観点から、これからの日本社会におけるスポーツの必要性について述べなさい。
(2単位目)
高齢期における、加齢による体力変化について説明し、健康維持のためにどのような運動を行ったらよいか、述べ
なさい。
[参考文献]
『新版 生涯スポーツと運動の科学』上杉尹宏・晴山紫恵子・川初清典監修 侘美靖・花井篤子編 市村出版 2006年
健康・スポーツ科学論①・②
【指定文字数…1,500文字以上2,250文字以下】
【1単位目】
生涯学習の観点から、これからの日本社会におけるスポーツの必要性について述べなさい。
生涯学習とは、「人々が自己の充実・啓発や生活の向上のために、自発的意思に基づいて行うことを基本とし、必要に応じて自己に適した手段・方法を自ら選んで、生涯を通じて行う学習」※1という定義が広く用いられており、学校教育以外にも家庭教育、スポーツ活動、ボランティア活動、企業内教育等様々な場や機会において行われる。スポーツにおいては、現在の日本が少子高齢化社会に直面していることを踏まえ、特に子どもと高齢者に重点を置いて考えることが求められる。
これまでの日本において、工業が先進化するまでは、多くの仕事において肉体労働が主となっていたため、運動は筋力トレーニングが重視されていた。しかし、工業の先進化が進むにつれて、自らの身体や家庭を省みず仕事に没頭する「企業戦士」、「モーレツ社員」と呼ばれる多忙労働者が増加した。その結果、時間的余裕が無くなったことにより運動不足が顕著となり、生活習慣病等が大きな問題となった。...