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課題レポート：保育内容の指導法「環境」
【テーマ】
幼児を取り巻く様々な環境（自然や人の生活）は，幼児の発達に非常にかかわりの深いものであるが，現在の社会状況が幼児の発達に及ぼす影響を考えるとき，懸念される事項をいくつか挙げ，それに対してのどのような対策をとっていけば良いのかを，意見を入れて述べる。

１　現在の社会状況の中で幼児の健全な発達に対してマイナスになるような事柄について
　幼児を取り巻く環境は日々大きく変化している。少子高齢化，社会のグローバル化，Al,
やICT，IOT技術の急速な発達に伴う社会の変化と，そうした変化に伴う保護者の仕事や働き方の変化と，まさしく「予測不能な社会」と言える。
　そうした社会の変化を幼児側から見ていくと，有名小学校への進学熱，早期教育的な保育内容（英語など教科の先取り的な学習，スポーツや音楽）などを目にすることが多くなっている。また，長時間労働，女性活躍社会，女性の社会進出などに伴っての，長時間保育や休日保育，軽度の病気の幼児に対する保育など，保護者の園に対するこれまでになかった新しい要請が次々と出てきている。そうした様々な変化の中から，幼児の...

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