【2019~2022年度】日本大学通信 イギリス文学史Ⅰ 課題1 合格レポート

閲覧数2,335
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    【2019~2022年度】 日大通信 イギリス文学史Ⅰ 課題1の合格レポートです。非常に良くできていると評価頂きました。丸写しでは合格できませんので、あくまで参考としてのご利用下さい。

    課題:17世紀英文学において代表的な作家2人、18世紀英文学において代表的な作家2名を取り上げて、彼らの生涯、代表作および文学史上の重要性を論述しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    ジェフリー・チョーサー(1343?-1400)は、イギリスのロンドンの裕福なワイン商人の家に生まれた。百年戦争の最中、イングランド王のエドワード3世、リチャード2世に廷臣として仕え、作家や哲学者としても活動した人物である。チョーサーの作家活動は、フランス期、イタリア期、イギリス期、の3期に分けらる。最も有名な「カンタベリ物語」は最後のイギリス期に書かれた作品である。当時の文学はフランス語とラテン語が中心であった中、本作品は東中部のロンドン方言を使用することで、文学における英語の地位を確立するきっかけとなった。物語の構成は、ロンドン近郊のテムズ河口の宿屋に、たまたま泊まった巡礼者29人が各々の物語を話すという形になっている。登場人物は身分の高い者から低い人まで様々だが、とくに身分の高い人たちの物語には共通性が見られる。そこには、閉塞的な貴族社会、教会主義を揶揄し、真に自由な世界を求めることで権威の意義のを明らめようとする意図が見られる。
    チョーサーと交友があったジョン・ガワー(1330?-1448)も時代を代表する作家である。
    ガワーはケントのジェントリ出身で、歴代の王に廷臣として仕...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。