日本史概論 課題2

閲覧数3,057
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格リポートです。参考にご使用下さい。不合格になった際も責任は負いかねます。

     
    次の二問について、すべて答えなさい。 一 .寛永文化・元禄文化・化政文化の特徴をそれぞれ 説明しなさい。
    二 .大正デモクラシーをめぐる政府と民衆の動向につ いて説明しなさい。

    参考文献:「日本近世の歴史3」、「日本近世歴史4」、「シリーズ日本近世史③天下太平の時代」、「日本近代の歴史4」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    一七世紀前半の文化を寛永文化という。主な担い手は、公家や町衆、武士などであり、
    寛永文化はサロンの文化ともいわれ、中世以来の座や寄合の文化伝承を受け継いだもので、
    天皇・公家・武家・僧侶・町衆などがいくつかのサロンを形成し、交遊がおこなわれてい
    た。サロン文化の中心となったのは、茶の湯と和歌であったが、日本を代表する建築物で
    ある、桂離宮、修学院離宮の造形や意匠もそれらに根差している。
    寛永期になると製版による出版が本格的に始まり、出版物としては、仏教書や学問書が
    多かったが、仮名草子や名所記、俳諧所、手習の教科書などもだされた。それらは、農村
    にも普及したと思われ、寛永文化は啓蒙の時代の始まりであった。
    元禄文化は江戸時代前期の文化である。諸産業の発展に伴い実学が発展し、農業では、
    農業技術を体系的に論じた農書が作られ、農村の生産力が向上した。そして大都市大阪を
    中心に商品流通も発展していった。
    こうした農村の発展と、それを基盤とした都市町人の経済的成長を背景に元禄文化は展
    開した為、主な担い手は上方の町人であり、庶民の生活、心情、思想などを主題として、
    それが出版物や劇場のな...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。