東洋史概論 課題1

閲覧数2,935
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格リポートです。参考にご使用下さい。不合格になった際も責任は負いかねます。

    次の課題1・2について、裏面のポイントとキーワー ドに留意してリポートを作成して下さい。 1 .殷王朝から南北朝までの王朝の変遷をとらえ (二〇〇字程度)、さらに春秋戦国の社会変容と皇帝 政治の成立について詳述しなさい(八〇〇字程度)。 2 .隋唐時代から明清時代までの王朝の変遷をとらえ (二〇〇字程度)、さらに隋唐の律令国家の成立と清 朝の「中国支配」について詳述しなさい(八〇〇字 程度)。

    参考文献:「中国の歴史」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中国の初期王朝の殷は、前 17 世紀頃から中原を支配したが、前 11 世紀に周が滅ぼした。
    その周が衰え、大きく国が争う春秋時代(前 770~403 年)、戦国時代(前 403~221 年)
    が始まる。春秋・戦国時代は、重要な社会変容が起きる時期である。まず、鉄製農具の普
    及に伴い、農業生産力が向上した。その結果、集団で生産・経営するのではなく、家族毎
    に自立して経営を行うことが可能になり、小農経営の自立が氏族集団の解体や封建的政治
    制度の解体をもたらした。また、この時代の各国の富国強兵政策は、軍需物資、戦略物資
    の獲得に支えられており、産業振興や物資購入の需要を満たそうとする政府の政策は、貨
    幣経済を発展させ、各地で特有の形をした青銅の貨幣が鋳造され流通した。そして、国家
    の領域的な支配が広がり、諸国の間で活発な交流が生まれ、中原文化を共有する諸国の間
    で、共通の中華の意識が形成された。価値の高い文明を持つ中華と、その周辺の夷狄の対
    比的な世界観が生まれ、この華夷意識はその後、清末まで続くことになる。先述の氏族集
    団の解体や貨幣経済の発展は人の移動を促進し、都市には能力を持ちながら仕...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。