2019~2022年度 日大通信 英語史 課題1の合格レポートです。
課題:
A .英語の系統について述べよ。(すなわち,インド・ヨーロッパ語族,ゲルマン 語派において英語はどのように位置づけされるか。 )
B .大母音推移について述べよ。学習指導書p.19の図式化された図も完成させよ。
講評:A:英語がどのような系統の言語であるかが説明できていました。
B:大母音推移の要点が捉えられていました。
参考文献:日大教材、英語を学ぶ人のための英語史 北村 達三 (著)、英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史 堀田 隆一 (著)
英語史 課題1
A .英語の系統について述べよ。(すなわち,インド・ヨーロッパ語族,ゲルマン 語派において英語はどのように位置づけされるか。 )
B .大母音推移について述べよ。学習指導書p.19の図式化された図も完成させよ。
A
ドイツ語と英語はよく似た語が多くある。Milchとmilk、Wasserとwater などである。同様に、ヨーロッパとアジアの一部にもよく似た語がある。英語のfather はドイツ語ではVater、オランダ語ではvader、ギリシア語ではpater、ラテン語ではpaterである。この事実から、ヨーロッパからインドにわたって先祖を同じくする一大言語族の存在がわかり、これがインド・ヨーロッパ語族と呼ばれるようになった。インド・ヨーロッパ語族の言語の起源はインド・ヨーロッパ祖語といわれているが、明確な根拠がなく仮説の言語となっている。インド・ヨーロッパ祖語は19世紀半ばまではアジアが発祥とされていた。しかし、winter、 snow、 freezing、 cold、またwolf、
bear、pine tree など、寒冷地の特徴を持つ語が多い一方、海に関する...